キューバへのグランドピアノ輸送方法
~任命パーティー~
キューバへのグランドピアノ輸送方法
まずは通常の梱包がされます |
去る5月13日にキューバへグランドピアノ2台を、横浜港から出荷しました。
1台はカストロ元国家元首へ贈るチューチョGP、もう1台はサンティアゴにある、アルベルト・レスカイのジャズクラブへ贈るヤマハのGPです。
船は、香港やメキシコ、パナマなど経由してキューバへ到着するのは7月頭頃の予定です。
さて、ではここで、海上輸送の方法についてお伝えしたいと思います。
真空梱包され、木枠を組んでいきます |
船便で海外への輸送中、長期にわたる輸送になるため、海水の塩や湿気、寒暖の差が原因で、水分付着により製品が錆びてしまう可能性があります。
これは、ピアノにとって避けておきたいこと。
真空梱包(バリヤ)は、製品をバリヤで覆い、空気を抜いて真空状態にしたうえで梱包するという方法です。
バリヤで真空にした状態の中にシリカゲル(乾燥剤)を入れて湿気を取り除き、湿気による錆びを防止します。
これを、真空梱包と言います(バリヤ梱包とも言う)。
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木箱の状態で、コンテナーに積み込まれていきます。木箱には、商品受取の際、間違い防止のため、このような張り紙がされます。 |