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整音ってどんなことするの?
~整音って?~
整音ってどんなことするの?

ピアノの88の鍵盤で均一な音色がしないと和音がすっきり聞こえませんし、音の強弱で音色が違っても聞いていてちぐはぐ。その上、音には、優しい音、激しい音、のびやかな音、硬い音といろいろな音があります。弾く人の好みに合わせて、音色を調整して整えていくのが「整音」です。
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整音の作業の前に、音程がしっかりあっていること(=調律されていること)、アクションが正しく動き、どのハンマーも90度で弦をたたくこと、タッチが均一なこと(整調)ができていないと正しい判断ができません。
ピアノは長く使っていると、常に弦に当たるハンマーの部分が硬くなり(ひどくなると溝ができることも)、金属的な音がしてきます。経年変化で整音が必要になることもあるわけです。
ひとことで「ピッカーを刺す」といっても刺す位置、角度、深さで微妙に音は変わりますし、それを88鍵すべてでできないといけないので、もっとも経験と高度なテクニックが必要です。
また、ピッカーを刺してやわらかくなってしまったフェルトをまったく元通りにするのは不可能なので、失敗できない難しい作業です。「こんな感じの音」という言葉で表現された音を、自分で考えて創り上げ、音であらわすセンスも重要です。たとえば、著名な演奏家は、専属の調律師をもち、演奏会場のピアノを自分の望む音色にしてもらうよう調律師に依頼します。調律師は、ピアノの状態だけでなく、ホールの音響、お客様の入り(どのくらい吸音するか)、天候などを総合的に考慮した上で、演奏家が最高の演奏をできるように、可能な範囲で音色や鳴りを調整します。
どうやったら音色が変わるの?
弦を直接たたくのはフェルトでできたハンマーです。そのハンマーの質で、音の質は変わります。
[硬質な音がする時~キンキンと伸びのない耳障りな音]
フェルトが硬すぎます。ピッカーという先端に針のついた専用工具で刺してほぐし、弾力を持たせると、音がやわらぎます。- [輪郭のない音がする時~ぼーっとした芯のない音]
フェルトがやわらかすぎます。ヤスリで削ったり、こてを当てたりして、フェルトを整形しなおし、それからピッカーを使い、もういちど音を整えます。
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