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猫ふんじゃった - ゲスト:葛城ユキ

~2010年07月03日 放送分~

平成22年7月3日(土)放送分 / ゲストはヴォーカリストの葛城ユキさんです

「坂井賢太郎の猫ふんじゃった」の7月3日の放送分 今週はヴォーカリストの葛城ユキさんをお迎えしてお話しいただきました。
葛城さんといえば一度聞いたら忘れられない、インパクトのある声の持ち主。「いつごろからのそのような声なんですか?」(悠子さん)

「よく聞かれる話なんですけどw」という葛城さん。小さい頃は音楽の授業で合唱などすると声が大きくて「みんなにあわせてほしい」と先生に言われるくらい大きな声だったそうです。それでも、周りの女の子ともほとんど変わらない声質だったそうです。

「この世界に入って40年近く。いろんなタイプの曲を歌ったりシャウトしたり、過酷なスケジュールもこなすうちに、段々とのども声帯も鍛えられてこんな声になったんだと思いますね」(葛城さん)


  • 「ハードな時だと、一日どれくらい歌うんですか?」(サカケン)
     
    「普通は2時間のステージで22、23曲ですね」(葛城さん)
     
    「うゎぁ~、すごい!」(悠子さん)
     
    「それ、全部はりつめて歌うんですよねぇ?」(サカケン)
     
    「そうですね」(葛城さん)
     

凄いですねっ!「普通の人だと、のど、つぶれますねっ!」(サカケン)。

ステージ上では熱いライトを浴びながら、動きながら。体力はもとより、普段からの体のメンテナンスなど、大変な努力があるんでしょうねぇ。
「まぁ、歌い続ける、ということが、一番大事ですね」(葛城さん)

「小さい頃から歌がお好きだったんですか?」との悠子さんの問いに、「はい。お好きで、お上手でしたwww」と返してくれる葛城さんw。
声量もだれよりも大きくて、大人の歌ばかり歌っていたそうです。小さい時から歌手になる!、と言っていたそうですよっ。天性の才能があって、なるべくして歌い手になったんですねぇ。
「そうですねぇ、そんな気持ちを今貫徹できている、希望かなってこの道に進めているということは、幸せですね」(葛城さん)


  • 「(出身の)岡山の高橋川に向かって、『ぼっけー』声で歌ってたんでしょうねっ!」(サカケン)
     
    「いぃですねぇっ!岡山弁で『ぼっけー』は『大きい』という意味なんですよねっ!そうですよっ!」(葛城さん)
     

5月にアルバム『SINGER VOL.1』を発売された葛城さん。洋楽、邦楽問わず皆が知っているような名曲のスタンダードを、洋楽は和訳してカバーしたアルバムだそうです。


  • 「懐かしい曲もあれば、『これ、聞きたかったよねぇ~!』というような『究極の選曲』をしたつもりです」(葛城さん)
     
    「『かゆいところに手が届く』みたいな選曲、ということですね?」(悠子さん)
     
    「いぃですねぇ~」(葛城さん)
     

この曲歌ってみたい、という葛城さんを、周りのスタッフも後押ししてくれたというこのアルバム。ステージで英語で歌っている洋楽も含まれていたりするそうですが、それを日本語で作り直した、歌いなおした、というのがとても新鮮だったそうです。
 
「新しい曲にめぐり合えた、そんな気持ちで歌えました」(葛城さん)


  • 「自分がその時代に生きていたというのもあるけど、昔の曲って体が動くよね。腰が『こちょこちょ』動きだすww」(サカケン)
     
    「こちょこちょwww」(葛城さん&悠子さん)
     
    「『ナオミの夢』とかね。『ジェラシー』、良い歌だよねぇ~。これ、男の人の歌ですよねぇ」(サカケン)(注1
     
    「はい。井上陽水さんの曲ですね。もちろんメロディーも素晴らしいんですけど、この詩の表現はどこから来たの??
      というくらい、詩がとても素晴らしいな、と思いましたねぇ。
      ぇえとと、、、、大人のエッチっぽい詩ですけどねww」
    (葛城さん)
     
    「含みがあって、ね」(サカケン)
     
    「そうですっ!その(言葉の)表現、いいですねっ!」(サカケン)
     
    「それを女の人が歌う、どんな感じになるのかな?って、興味湧いてくるよね」(サカケン)
     
    「しかも、葛城さんのそのお声で、ですよね。絶対聞くべきですよねっ!」(悠子さん)
     
    「夜聞いたら最高よね。酒、欲しいなっ、ってw」(サカケン)
     
    (一同笑)
     
    「この『SINGER VOL.1』のレコ発ライブ、7月26日にも演奏されるんですよね?」(悠子さん)(注2
     
    「はい。全曲演奏する予定です」(葛城さん)
     
    「えぇぇ、全曲やるんですかっ?!豪華ですねぇ~」(サカケン&悠子さん)
     
    「目黒のブルースアレイジャパンでやります」(葛城さん)
     
    「踊るスペースってあるんですか?」(サカケン)
     
    「無いんですけど、最後の方になるとみなさんその場でスタンディングしてくれますね。
      大人な方達ばかりですが、ガンガン立ってくれますね。まぁ、年齢層も幅広いんですよ。
      若い方々から50、60代の方までいらっしゃいます」
    (葛城さん)
     
    「年齢層が幅広く、皆さん聞ける曲をされている、ということですよねぇ」(葛城さん)
     
    「昔もアメリカなどから多くの曲がやってきて、それこそビートルズもやってきて、
      今の若い子達とそんなにズレは無いと思うね」
    (サカケン)
     
    「むしろ新しく聞こえますよね。今聞いても全く古臭く感じませんし、
      良い雰囲気を持ったままある、というかんじが好きですね」
    (悠子さん)
     
    「あぁ、いいですね、その感性。すばらしいです。さすが音楽家!」(葛城さん)
     
    「いやぁ~、えへへ」(悠子さん)←照れてます
     
    「ほめてもらったでw」(サカケン)
     

お話にも出てきましたが、7月26日に目黒のブルースアレイジャパンで、『SINGER VOL.1』のレコ発ライブが行われます。会場18:30、開演20:00。皆さん、是非行きましょう!

お別れに、『SINGER VOL.1』の中から、お話の中でも紹介があった井上陽水さんの曲『ジェラシー』をお送りしました。

「お話をしていて、あの素敵な声が一朝一夕に出るもんじゃないな、と思いました」とは悠子さん。
「歴史。人生。いろいろ大変な事もあっただろうし、苦しい時もあっただろうし。
  デビュー前の下積み時代も『なにくそ!』というのもぜ~んぶあって、深みや色艶になるんやろねぇ~、と思うね」
(サカケン)

葛城さんには来週もお越しいただきます。お楽しみに!

サカケン・悠子の"Noir Blanc"

「サカケン・悠子の"Noir Blanc"」は、ピアノに関する事をお話させていただきます。
タイトルのNoir Blanc(のあーる・ぶらん)とはフランス語で、黒(Noir)と白(Blanc)という意味で、ピアノの鍵盤を連想させることから名付けました。

今回のテーマは、今年生誕150年を迎えた『マーラー』について。ピアニストの悠子さんにとって、マーラーへの印象ってどうなんでしょうか???


  • 「実は、ぶっちゃけ、それほど好きじゃぁなかった、ですね。というのも、中学生くらいの頃コンサートでマーラーを聞きに行った時の第一印象が、『苦しい』でした(苦笑)」(悠子さん)
     
    「なるほどぉ~。だけど、それはなんで?」(サカケン)
     
    「中学の頃って、学校が家から1時間くらいと、とても遠くて、しかも満員電車が大嫌いだったんで、めちゃくちゃ早い時間の電車に乗ってたんですよ。毎朝4時半頃に起きて」(悠子さん)
     
    「そりゃぁ、えらい早いねっ!」(サカケン)
     
    「4時半に起きて早く学校に着いて普通に授業して体育もあったりして、、、その後にマーラーのコンサートw。マーラーの曲って、とても長いんですよ。疲れてて、眠い、つらい、眠い、つらい、、、というのがあったのと、美しいメロディーが逆に眠気を誘ったんですよねぇ。そのほかにマーラーの曲の特徴として、オーケストラを大きな編成で作曲するんですよ。舞台に乗り切らないくらい楽団員が多くて。そんな大きなオーケストラで全員で『ガッ』と音出すと、その迫りくる圧迫感があって、それはそれで圧巻なんですが、その時は疲れもあって、中学の頃は『しばらくマーラーのコンサートにはいけないかも、、、』と思っちゃいましたw」(悠子さん)
     
    「なぁ~るほど」(サカケン)
     
    「それ以来マーラーに親しみが湧かなかったんですけど、最近になってちょっと、マーラーっていいな、と」(悠子さん)
     
    「どんな心境の変化があったの?」(サカケン)
     
    「そうですねぇ、段々大人になってきた、ということと、マーラーってオーストリア人ですがユダヤの血が流れていて、曲の中に郷土感、というか、懐かしいメランコリックなイメージ、というか、土着した音、というか。そんな事を感じるんですよね。最近は、そんなところに惹かれちゃいますねぇ~」(悠子さん)
     
    「ほぉ~」(サカケン)
     
    「昔好きだった曲に比べて自分の中でも、もっと受け入れたい音楽とか、知っていきたい音楽の種類が増えた事で、マーラーの曲に対しても、改めて勉強してみたいなぁ、という気持ちになってますねぇ」(悠子さん)
     
    「じゃ今後、演奏会などで取り上げるようになったりするのかな?」(サカケン)
     
    「いぃですよねっ!ただ音が多いので、『これをアレンジしなきゃいけないのかぁ~~T.T;)』と考えると頭が痛いんですけどw、アレンジや演奏のしがいがある作曲家だなっ、とは思いますねぇ」(悠子さん)
     
    「楽しみやねぇ~」(サカケン)
     
    「頑張ってやっていきたいと思いますっ!」(悠子さん)
     

なるほどぅ、悠子さんの実体験に基づく解説w、非常に参考になりましたねっ!というわけで今週のポイントは、

  • マーラーの曲は大編成 - 交響曲などは大規模な編成が多かったようです
  • オーストリアのユダヤ人 - この事は、マーラーにとって大きな事だったようです

 
今回のキーワード『調律』について簡単にご説明しておきます。

 
グスタフ・マーラー
グスタフ・マーラー(1860年 - 1911年)はオーストリア・ウィーンで活躍した作曲家、指揮者で、交響曲と歌曲の大家として有名です。

その他、ピアノに関したコラムが「お役立ちコラム」や「ピアノ相談室」にあります。是非チェックしてみてください!!

注1:『ナオミの夢』、『ジェラシー』
『ナオミの夢』は1971年にイスラエルのデュエット・グループ、ヘドバとダビデが歌ってヒットした曲です。洋楽なのに日本語でヒットした珍しい曲です。

『ジェラシー』は井上陽水さん作詞作曲の1981年の作品。

注2:7月26日のレコ発ライブ
目黒のブルースアレイジャパンにて行われるそうです。詳細は下記リンクにて。


葛城ユキプロフィール

岡山県のご出身。
1974年、シングル「木曽は山の中」でデビュー。
83年リリースのアルバム「RUNNER」からシングル・カットした「ボヘミアン」が大ヒットし、
アルバム、シングル共にゴールドディスクを獲得。
その後、外国の曲のカバーにも精力的に取り組み、
女性ロック・ヴォーカリストとして初の中国公演も慣行。
国内だけではなくアジアで活動されています。
2003年、テレビ番組の収録中の事故で胸椎骨折という大怪我をおいましたが、
リハビリにより八ヶ月でステージ復帰。
それ以降も毎年全国ツアーを展開されています。
(放送で紹介されたプロフィールです)

<strong>SINGER VOL.1</strong>
SINGER VOL.1