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4.キューバに行ってきました ~キューバでのスッタモンダ~

さて、後に触れると言ったスッタモンダだが、19日には日本側からの連絡では、現地港に到着、早ければ20日にイサ到着予定の一報が入るものの、現地事務員は「ピアノは未着」との回答であり、日本側からのFaxを見せた所、「そちらが嘘を言っているんだ。私が正しい」と言い張る。通訳の女性は「現地の感情を逆なでしては、かえってスムーズに進まない場合が多いので、ここは我慢」と言う。
 仕方がないので再確認の依頼をし、翌日作業をしながら待っていたが、何の連絡もない。二日目には流石に「いい加減にしろ!」…って思ったので、面会を求めると、「本人は用事があって(早々と…なんと昼の3時だった)帰った」との事。(あぁ~、なんちゅう奴や)
 このままじゃ、何時になったらピアノと対面できるのか?超・不・安!!。

22日、朝一番で面会を求めるも、「まだ来ていない。」。一体何時来るのか?と問いかけたら「判らない。その内、来るだろう。」(なんちゅう奴等や!植木等か!)

  • 「タイムカードはないのか?」
  • 「そんなモノない」
  • 呆れ返って「じゃぁ、来たら修理している所へ来させてくれ」
  • ものすごい軽いのりで「OK!chu!」(チュッ!はなかったなっ。嘘でした)

 待つ事1時間。何にも連絡はない。多分こんな事だと思った通り、押しかけて見ると、本人は自分のデスクで、団扇を扇いでる。(まぁいい。カリカリする方がアホや)…と自分に言い聞かせ…

  • 「荷物はまだか?」
  • 「まだキューバに着いてない」
  • 呆れ返って「そんな事はない。着いている筈や。」
  • 「何度も言うが、絶対着いてない。(怒) 着いたらすぐ連絡が来る。」
  • 「日本側が嘘をつく理由がない。必ず着いている。」
  • 「自分たちは必死で努力している。その内、必ず着く。」(当たり前じゃぁ~。こっちが送ったんや。必ず着くわい。)
  • 「着いたらすぐ運ぶ手配になっているから心配ない。でも何時着くかは、判らない」
  • 「着いている筈だから、じゃぁ、港に見に行こう」
  • 「それは無理。軍が管理しているから一般人は入れない。」

 八方ふさがりの軽いバージョンを意識しながら、「じゃぁ、自分達が居る間に着くかどうかも判らないのか?」と聞くと肩を軽く上げて(「神のみぞ知る」…とは言わなかった。)「ソーリー」…。…。このままじゃ腹が収まらないので

  • 「じゃぁ、このままでは、同行させたわが社のスタッフは意味がなかった事になる。意味を持たせるには贈呈式の延期も検討しなくてはならない」と言うと
  • 「意味がなくなったのは残念な事だ。お前達が早く来すぎたんだな。」(ナニッ!)
  • 「贈呈式は望むなら変更しても結構だが、招待客には全て通知済みで、変更したら全員来ないかもしれない。」(ナニッ!)
  • 「提案としては、取り合えず式だけやって、荷物は受け取ってこちらでちゃんと扱う…そのやり方が、ベストだ。」(ナニッ!)
  • 呆れ返って「もういい。判った。兎に角、荷物の確認を最優先でしてくれ」

 …と、まったく呆れ返ってしまい、席を立った。その背中に届いた言葉は「ソーリー」(麻生さんは今ヤバイんじゃ!)

その夜の夜中(時差がマイナス半日)に、日本へ電話して、「キューバ大使館を通じてもっとプッシュさせろ!」
流石社員は驚いて…「判りました。すぐ動きます。(あぁ~。この反応…。うちの社員は素晴らしい)」
 翌々日、日本よりFaxが入り、キューバ大使館がかなりプッシュしてくれている。明日には何らかの答えが出る…との返事。なんとなく安心して…その翌朝。「Mrサカイ。喜べ。船が港に着いた。」25日に着いても、調整する日数は4日しかない。20台ものピアノを調整するのに二人では1日5台…。仕方がない。俺も久しぶりに作業をするか。…って思っていたら、荷おろし・検査等で1日は絶対かかるから、特急でやっても、29日到着になると言い出す。
 うん???4日あるぞ!って言うと、

  • 「27・28は土日だ。みんな休む。」
  • 「そんなどころではない。1日でも早く手にして、調整をしなければ…」
  • ニッコリ笑い「働きすぎは身体に悪い。休みはゆっくり楽しむものだ。休みを楽しめ。早死にするぞ」
  • (あぁ~。お前たちの為にベストな状態で引き渡してやりたかったから…遥々日本から2人もつれて来たのに…)
  • 呆れ返って「いいや!この為に来たんだから土曜日・日曜日でもいいから荷物をつけるよう手配をしろ」
  • 「確かめに出てくるから、お前達も出てきてくれよ。でないとゲートで警備員に止められるから…」
  • 「OK!」

 結果、この約束は守られず、その日、伝言があったのは「自分達は休むので代わりの担当者を出させる」との事。心配したとおり、その担当者も発見できず、ゲートの警備員も人が変わっており、自分たちの顔を見知っている者は居なかった。
 お陰で、ゲートから一歩も中には入れず、諦めるしかなかった。仕方ないので、少しハバナ観光をし、日本への土産を買う事にした。大したものは何も売っていないが、フリーマーケットを散策し、仕返しとばかりに値切り交渉をしたが、ここでも、救いを求めるような眼差しに負けて、言い値に近い状態で買い上げてしまった。(惨敗じゃぁ~) 

キューバに行ってきました!!目次

 キューバに行ってきました!!いろいろあったキューバでの滞在珍道中。お楽しみ下さい。
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