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平成21年8月9日、大阪にて
~西部ピアノの調律師日記~
今日は三件のお客様宅にお伺いしました。
1件目は、保守会員のお客様宅
1件目は、平成14年からお伺いさせて頂いている保守会員のお客様宅。定期調律は4月に済んでいましたが、7月に同区内でお引越しされたとの事で、今回は移動後調律にお伺いしました。
移動後も特に問題なく、また、消音ユニットもトラブル無く使用されているとのことでした。
ただ、中音域の鍵盤を叩いた時にカチカチ音がするとの事でしたので、鍵盤を取り外してみると、中からヘアピンが出てきました。鍵盤の隙間から落ちてしまったのでしょう。ヘアピンは取り除きました。
調律終了後は、お客様に消音機能の確認をしていただき、問題なく終えました。
10年近く調律されていないピアノ
2件目は、当社で初めてお伺いさせて頂くお客様でした。ピアノは10年近く調律されていない状態でした。もともとバイオリンもされている息子さんが、音取りやピアノと合わせるために使用されていたとのことでしたが、今は関東におられるため、普段は誰も使用されていないとの事。
調律のピッチは、今までバイオリンをされていた事もあり、442Hzで取られていましたが、調律前にピッチをはかってみると、440~442Hzの間くらいのピッチで収まっていましたので、今までどおり442Hzで調律することにいたしました。
調律終了後は、診断書を作成し、お客様に修理が必要な箇所の説明をいたしました。
見積もりを出した修理は、芯線錆、キーピン錆、フレンジコードの貼替、ファイリング(ハンマー整形)、整調の5項目でした。お客様はピアノの内部を見るのも初めてで、修理のことなど全くご存知ありませんでしたが、実際にピアノの内部を見ていただき、1つ1つ丁寧で、なるべくわかりやすい説明を心がけ、お客様に修理の必要性や、優先順位などご理解いただくようお話しました。
また、同じように長く調律されていないピアノでも3ヵ月後に調律をしていただいた方が音の安定具合が違うという事もご説明し、3ヵ月後の調律の必要性もわかっていただけたと思います。
今後は奥様もお弾きになることをお勧めし、今回の調律が無駄にならないよう、定期調律とメンテナンスを続けて頂くよう、誠心誠意ご説明いたしました。
整調されることをお勧め
3件目は、平成13年からお伺いさせて頂いている保守会員のお客様。定期調律もメンテナンスもきちんとされているピアノなので、とても状態の良いピアノです。
マンションのため、マフラーペダルをよく使用されるのか、マフラーフェルトにハンマーの跡がくっきりとついていました。今はまだこのままご使用いただけますが、この調子で使用されると、フェルトの磨耗が進み、マフラーペダルの効果がなくなってきてしまいますので、フェルトの貼替が必要になってきます。
また、中学3年生の娘さんが使用されているとの事ですので、レッスンの進み具合やレベルに応じて整調されることをお勧め致しました。





































