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平成21年6月16日、沖縄にて
~西部ピアノの調律師日記~
ちゅらうみ水族館近くの幼稚園
本日1件目は、全国的にも有名なちゅらうみ水族館のある海洋博公園近くの本部町の幼稚園。インターネットで調べると所要時間は、那覇方面から1時間30分、、、遠い、、、、。というわけで、今朝は7:00出発!眠い目をこすりながらのドライブ、もちろん安全運転です。
高速道路、実際には自動車専用道路なのですが、沖縄では有料道路は縦に一本これだけですので、高速道路と呼ばれています。そこを走る事約40分弱。道中、牛さんとも遭遇しましたw。
北の最終点・許田(きょだ)料金所でおりて、そこからさらに40分ほど北へ北へ。本部町まで、本当に遠いです。許田料金所から出て、名護湾から本部半島をパチリ。今日は台風の様な豪雨が降ったり、やんだり、のあいにくな天気でした。
「美ら海水族館」方向へは曲がらず、まっすぐ。幼稚園へ向かいます。
幼稚園児が襲ってきます
到着後、早速ピアノの調律にとりかかります。調律する前準備として前屋根を開けて、上前板を外して、、、、とやっていると、ピアノの中身に興味津々な子供達が集まってきます。当ホームページの「お役立ちコラム」にある「西部通信No.19(2008年10月号)(pdfファイル・約4MB)」でも書いているように、まさに「ゴブリン(小鬼)」となって襲ってきますw。調律している横で弦を触ろうとしたり、鍵盤叩いてみたり、じーっと見てるだけだったり。ただでさえ集中しないとできない調律という仕事。ゴブリンを追い払いながらの大仕事ですw。実際には、鍵盤叩いたりいじったりしないよう注意したら素直に聞いてくれて、みんなとても良い子でした。
上でも書いたように、今日はあいにくの雨。幼稚園という事もありますが、窓が開きっぱなしのかな~りオープンな状態。これ、ピアノにはかなり過酷な環境なのです。実際この雨の中、外装を開けたら、鍵盤が戻らないとまではいきませんが、動きがかなりルーズです。本当は鍵盤がスムーズに動くようにキーピン錆処理等の修理をしていただいた方がよいのですが、とりあえず今回は応急処置しておきました。
作業完了後、ピアノの状態や今後やっていただきたい事などを先生(お客様)に説明して、作業完了です。
お客様にご納得いただくのも私達の大切な仕事
2件目は本部町からちょっと南に戻って名護市内のお客様宅。訪問時にはご本人はいらっしゃらずお母様が対応してくださいました。
作業を開始する前に、簡単なコードを低音部から高音部まで弾いてみて、ピアノの具合をある程度チェック。大まかな調律の状態を把握してから前屋根、上前板と外していきます。ちょうど鍵盤を外している時にご本人様がご帰宅。キーピン高音域で錆のひどいものがいくつかあり、交換が必要なものが出るかもしれないとご本人に直接お伝えしました。調律する前にチェックして説明、調律後もピアノの状態をお客様に説明して、お客様にご納得いただくのも私達の大切な仕事です。
ここから実際の作業開始です。まず棚板をきれいにお掃除。お客様に前もって用意していただいた掃除機でホコリを吸い取ります。写真にはありませんが、下前板も外して、やはりピアノ下部分も掃除機できれいにしていきます。
棚板のお掃除が終わったら鍵盤を元に戻して、調律です。お子様がヴァイオリンを弾くので一緒に練習する為、440Hzではなく若干高めの442Hzに調律させてもらっています。毎年定期調律していただいているお客様なのでピアノの汚れも大きな狂いもありませんが、丁重に調律を施していきます。お客様宅を訪問してから約2時間ほど作業しました。
長年調律されてなかった状態のピアノ
1件目の本部町まで高速道路(自動車専用道路)を使用しましたが、2件目が終わって3件目のお客様宅へ向かうのは一般の国道から。ドライブ中もバケツをひっくり返したかのような雨が降ったりやんだりの繰り返しでした。途中給油をしつつ、約1時間半くらいで到着。
3件目のお客様は、先日調律にてお伺いしたお客様のご実家で、ご紹介いただきました。ずっとどこに頼んでいいかわからなかったので、紹介もらってよかったとの事。ありがたいことです。話を聞くと、ご紹介していただいたお子様が昔弾いていたピアノで、長年調律されてなかった状態だとの事。
ハイ、西部ピアノは、空き年数が何年でも追加料金をいただきません。もちろん空き年数が長いと調律できない状態だったりするのですが、1件目、2件目で書いたように、作業前に必ず状態をチェックしてお客様に説明してから調律をするので、大変安心です。
今回調律依頼されたピアノは、最近はご紹介していただいたお客様のお子様、ご実家に住まわれているご両親のお孫さんが弾きに来るというピアノだそうです。
空き年数が長かったためピアノ内部にホコリが多かったのと、写真でも分かるようにハンマーのほとんどがちゃんと戻ってこなかったり(!)。まずはハンマーがちゃんと戻るようにほどこします。鍵盤も、鍵盤を外した後の棚板も、掃除機できれいにお掃除。音叉を頼りにいざ調律開始です!
ピアノの状態は、空き年数が長かったためにハンマーが戻りにくくなっていたり、音程がかなり下がっていたり等々という事などはありましたが思ったほど悪くありませんでした。数十年前に中古で購入したというぴあのでしたが、とてもよいピアノです。
ただ、長年調律していなかったため、3ヵ月後の調律をお勧めしました。その後は1年に1回の定期調律で全く問題ない状態になるということを説明しました。最後に診断書を書いてお客様に説明。
土砂降りに見舞われながら無事終了
今日は3件でしたが、北は本部町から最後は読谷町。土砂降りに見舞われながらのロングランでした。






































