B型シリカゲルについての説明<過乾燥対策>

原料を開封したばかりのB型シリカゲルの持つ水分量は常温で関係湿度 約 20%以下(常温)の水準

です。工場でシリカゲルを袋詰めする時の湿度状況はすべての起点となります。

1 湿度50%のシリカゲルB型を、湿度70%のJ空間(密閉)に移動させた場合の空間の湿度は?

1 湿度50%以上で70%以下となります。

<説明>

シリカゲルは空間を50%まで湿度を下げようと吸湿する⇒ それに伴い空間の湿度は下がり、一定量まで吸湿するとある湿度域で止まる(空間の雰囲気湿度になじむ)⇒以降、その空間の湿度は安定する。

 

【考え方-1】

空間の湿気(水蒸気)がシリカゲルの内部(孔)に移動し、安定するまで閉じ込められる。

 

2 上の実験後、空間Jが湿度60%で安定したとします。次にシリカゲルを同じ湿度60%の空間Kに

   移動させると湿度は?

 

2 空間Kの湿度変化はありません。シリカゲル内に閉じ込められている湿気は移動しない状態です。

 

3 空間Kに設置したシリカゲルを乾燥した湿度40%の空間Lに移動させると湿度は?

 

3 空間Lの湿度は40%以上で60%以下となります。

シリカゲルは空間Lを湿度60%になるように保持する湿気の放出し続けます。従って湿度は上昇

し続けます。しかし、空間Lが湿度60%以上になることはありません。

 

【考え方-2】

空間が安定するまで、シリカゲルは閉じ込めた水分を吐きだし続けます。(放湿 過乾燥対策)

B型シリカゲルとは

  • B型シリカゲルは自らが持つ水蒸気量と周囲の水蒸気量が平衡するまで吸湿と放湿を短期間に繰り返す
  • B型シリカゲルは関係湿度が高くなるほど効果を発揮する。<結露防止に効果>
  • B型シリカゲルの効果は長期に持続する。<1年>
  • 最大で自重の約70%を吸湿する
  • たんぱく質、アンモニア系、燃焼ガス系のガスをよく吸い込む脱臭効果